憧れの山登り!初心者の心得と四国でおすすめの山を紹介
2019/05/27
気温が暖かくなってきて山の緑が生い茂る季節になると自然を体感できることがしたいと思うことが誰しもあると思います。街の中でずっと生活していると何故だか疲労が溜まっていく気がします。
人間はやはり自然が好きで、休みが取れたら自然豊かなところでゆっくり過ごしたいと感じることが多いです。
自然の中にいると空気がきれいで日常とは違った素敵な景色を見ることが出来、癒しの効果があります。
きっと山登りもやってみたいアクティビティの一つ。
自分の足で苦労して山を登り、目にすることができる景色は何事にも代えがたい感動を与えてくれます。
山登りをする方々はその感動に魅了されているのでしょうね。
誰もが最初は初心者です。簡単にですが初心者の心得や準備するものをご紹介します。安全を確保することを第一に考えて山登りを楽しんでください。
初心者の山登りの心得
山登りは誰でも始められる魅力的なアクティビティです。自然に囲まれながら運動も兼ねることができるので健康にも良い影響を与えてくれます。家族で自然に触れることもできるので夏休みなどに山登りを計画している方々もいると思います。
大切なことは安全を第一に考えることです。
自分の身は自分で守ると言う自己責任のもと行うことが大切です。
外側からみると自然が豊かで歩いていると気持ちがいいと思える山でも、突然の天候変化によって違った側面を見せるのが山です。軽い気持ちと軽装で山に入ることはしないようにして下さい。
まずはハイキングやトレッキングから始めるのが良いと思います。
突然山登りをすると体力が持たない事があるので、体力をつけて行って段々とレベルアップをしていくのが推奨されています。トレッキングは山道を歩くので平らな場所をあるくよりも運動量があります。
血行もよくなるので体にも良い影響があります。慣れてきてから山登りにチャレンジするほうが、余裕がでてくるので景色を楽しんだり、体力的にも負担がかかり過ぎなかったりと利点が多いです。
トレッキングでも山登りでも避けた方がいいことは単独行動です。
山登り経験者と複数で登ることでリスクを減らせます。知り合いがいなくてもガイド付きのツアーがありますのでそこで初心者コースを選んで参加できます。
何事も徐々にレベルアップをしていく事が大切です。さらに危険回避のために朝早く出て、早く帰ることが大切です。日が暮れてからの山登りは危険が多いので必ず明るいうちに下山することが重要になります。
まずはこのような山から
遭難やけがをする危険性があるので単独行動を避ける為に山登りツアーなどに参加すると良いです。
同じ趣味を持った仲間もできますし、欲しい情報も添乗員の方から聞くことができます。
初心者コースに申し込めばリスクも減ります。
どういう山に登るか決めるのには山岳ガイドブックを購入するのが便利です。標高が低い低山のガイドブックから選ぶのもいいでしょう。初心者でもチャレンジしやすい山の情報が多く掲載されています。
詳細な情報が載っているものを選んでください。
頂上までの所要時間や山登りの難易度、山登りコース、地図など細かく載っているものであるほど安心できます。
大切なのは初心者コースや山登り道が整備されている山を選ぶことです。標高差が高くない低山を選び、2時間くらいで山頂までたどり着くくらいのレベルから初めてみるのが良いでしょう。
挑戦してみてまだまだ大丈夫と思ったり、このくらいでもつらいと感じたり、自分のレベルがわかると思うので最初は初心者コースのある山で確かめて下さい。下りの難易度が高くない山を選ぶのも重要で、ケガや遭難が多いのは下山の時なので、難しい下山コースがある山は初心者には避けた方が良いです。
初心者コースのある人気の山を選べば山登り道の整備もされているので登りやすいです。少しゆっくりしたペースで登りながら、レベルや体調と相談して始めることが大切です。
休憩時間はあまり長くとると再開するのが余計大変になるので短時間にすると良いです。登っている途中でつらい、無理かもしれないと思ったら無理に進まずに下山することが大切なポイントで早めに気づくことで危険も回避できます。
準備するもの
いきなり山登り用のグッズをすべて準備するには費用も掛かりますし、初心者の方が多くの物を持って山登りをすると体力を奪われてつらい思い出になってしまうので、トレッキングや初心者コースを短い時間で登るくらいであれば普段使いのものを代用することもできます。
重要なものは購入したり新たに準備したりして、足りないものは徐々に買い足すことができますので登ってみて必要なものを揃えて行ってください。
●ルートや山小屋の場所、所要時間を知るためや、山登り計画を立てるためにもガイドブック、山岳地図は必須です。
事前に詳細な計画を立てることが安全に繋がります。登る山の情報を危険な場所、トラブルが起こったときの対処法など事前に下調べをすることが大切です。
●服装の中で、登山靴は初心者コースでも大切です。足にフィットするものでなければ靴擦れを起こすなどトラブルに繋がります。疲れ方も違うので、自分に合った靴を店頭で見つけることが重要です。
●両手が使える状態にするためにもザック・リュックサックが便利です。こちらも背負いやすさやサイズが様々あるので自分で確認して購入することが大切です。
●水筒、日を遮ることができるつばが広い帽子も重要な装備品の一つです。
●レインコートが必要な場合もありますので天候や山登りの時間によって装備してください。
●服装は吸汗性、速乾性のある素材を使ったものが良く、綿やジーンズは避けて登山用ウエアが推奨されています。薄いものを重ね着して都度体温調節をすることが大切です。ご存知の通り山の気温は変わりやすいので重ね着が重要です。
下着も汗が乾きやすいものが良いです。気温が高い日でも汗をかいて風にさらされると低体温症になる危険性があります。
ズボンは伸縮性があるもの、靴下は厚手のものが好ましいです。
●紫外線や虫、かぶれなどから身を守るためにも長袖、長ズボンで肌を露出しないようにしたほうがいいです。植物でかぶれることもあるのであまり知らないものは触らないことが大切です。
他に、下山時に重宝するストックなどグッズは様々ありますので山登り計画に合った服装、持ち物を準備して山登りを楽しんでください。
四国でおすすめの山
●愛媛県 笠取山 標高差177m 歩行距離4㎞ 所要時間約50分
●徳島県 腕山 標高差140m 歩行距離4㎞ 所要時間約1時間30分
●香川県 勝賀山 標高差365m 歩行距離6㎞ 所要時間約2時間25分
●香川県 雨滝山 標高差320m 歩行距離6㎞ 所要時間約2時間20分
季節によって山の景色は異なるので、いつも見ている山でも新しい発見があると思います。
山登りは自然と触れ合える機会で、運動にもなり同じ趣味の仲間に出会えるなど多くの楽しみがあります。
見たことのない植物を発見することもでき、きれいな空気の中で活動することで癒しや活力を得ることができます。
そのような理由から近年、山登りを始める方が増えていき「山ガール」という言葉もよく聞くようになりました。
事前に準備、計画することも楽しみの一つですね。頂上に着いたときにはきれいな景色を見ることができ、さらには達成感があるので山登り人口が増えて行っているのでしょう。
山登りは自分の安全を確保することが大切です。
初心者でも自分で身を守ることを考え、安全に登りましょう。持ち物のチェック、山選びから計画を立てることまで大切なことは沢山あるので、楽しむためにもしっかり事前準備をし、自然を満喫してください。