荷物をコンパクトに!小学生がいる家庭が旅行に持っていくべきアイテムを厳選
2019/04/24
家族旅行をするとなると荷物の準備が忙しくなります。お子さんがいれば「寒いかもしれない」「体調を崩すかもしれない」と考えて、もしもに備えた持ち物が多くなってしまうのも良くある話です。荷物が多くなれば動きにくくなったりどこかに置き忘れたりといったデメリットも招きやすくなります。
せっかくの家族旅行だからこそ、アクティブに動き回れるように荷物をコンパクトにしておきましょう。そこで今回は、小学生がいる家庭の旅行で役立つコンパクトなアイテムを紹介していきます。
ハプニングやアクシデントに備えよう
子どもの年齢にもよりますが、小学生ぐらいになれば自分の荷物はリュックなどに詰めて自分で持ってくれるようになります。とはいえ、子どもに「持っていきたいもの」を詰めさせると本当に必要なものが入っていないということになるので、大人も一緒に中身をチェックすることが大切です。
また、子どものリュックには本人が使うものだけでなくハプニングやアクシデントに備えたアイテムを入れておきましょう。例えば、具合が悪くなったときのためにすぐに取り出せるところにビニール袋をいれておくと安心です。
車で移動する場合、大人が運転席や助手席に座ることが多くとっさに子どもの対応ができないことがあります。ある程度自分で対処できるように準備しておいてあげることが大切です。車酔いしやすいことがわかっていれば、事前に酔い止めを服用させておくと良いでしょう。ビニール袋があれば体調不良時だけでなくゴミや洗濯物を入れることもできるのでとても便利です。
また、旅先で迷子になったり災害が発生してはぐれてしまったりといったアクシデントが起こることも想定しておきましょう。バックや財布など子どもが身に着けるものに本人の名前や生年月日、さらに親の連絡先を書いたメモを入れておくと安心です。
最近では子どもに携帯電話を持たせている家庭が多く見られますが、災害時は電話がつながらなくなることも頭に入れておきましょう。子どもの年齢にもよりますが、災害用伝言ダイヤルの使い方を教えておくのも一つの方法です。
また、公衆電話の使い方を教えて10円玉を数枚持たせておくのも良いでしょう。もしものことを想定して備えておけば、災害時にも慌てずに対処することができます。
荷物に入っていると便利なお役立ちアイテム
旅行先にもよりますが、ドラックストアや衣料品店があるようであれば荷物は最小限にして必要なものを買い足せば荷物がコンパクトになります。いつも服用している薬や待ち時間の退屈しのぎになるゲームなど、旅先で買えないものを優先すると良いでしょう。
かさばる洋服もホテルで洗濯すれば最小限にすることができます。どうしても衣類をたくさん持っていきたいのであれば、「圧縮袋」を使って荷物を小さくするのも一つの手です。圧縮袋自体はかさばらないので、旅先で増えた荷物をコンパクトにまとめるために2~3枚準備しておくと役立ちます。
旅行のお供にお菓子を準備しておく人も多いのではないでしょうか。移動中や待ち時間など、子どもが飽きてしまうときに大活躍するのがお菓子やジュースです。
とはいえ、こぼしてしまったりかさばったりといったデメリットもあります。チョコやスナック菓子は座席シートに入り込んで溶けたり粉々になってしまったりするので、一口サイズのお菓子を選ぶのがポイントです。また、お菓子がかさばらないようにするためには、箱や袋から出して「ファスナー付きの袋」にまとめておくと良いでしょう。
お菓子以外にも薬類やヘアゴムなど細かいものを分類して荷造りする際にも活用できます。お子さんが好きなキャラクターの袋を選べば旅行でのテンションが上がること間違いなしです。
夏場や海外旅行に出かける際に、荷物に入れておくと便利なのが「経口補水パウダー」です。身体が脱水状態になったときは水分を補うことが大切ですが、カリウムやナトリウムといった電解質も一緒に摂取する必要があります。
ペットボトルやパウチに入った経口補水液を利用したことがある人も多いことでしょう。しかし、できるだけ荷物を減らして身軽な旅行をしたいときには、ペットボトルだと重くてかさばってしまいます。そんなときには、水に溶かすだけで簡単に経口補水液が飲めるパウダータイプがおすすめです。
体質や体調に合わせた荷物の準備が大切
荷物をコンパクトにすれば旅行中のフットワークが軽くなります。とはいえ、体質や体調に合わせて必需品は忘れないように準備しておきましょう。
例えば、冷え性の人は身体を温められる薄手のストールやカイロが必須です。子どもは体温調節が上手くできないことも多く、冬場だけでなく冷房が効いた室内でも寒く感じることもあります。
また、ハウスダストによって炎症が起こる通年性アレルギー性鼻炎や花粉症の人は、マスクや鼻炎薬を忘れないようにしましょう。アレルギー体質だとわかっている人は、炎症が起こる前に予防することが大切です。抗ヒスタミン剤のように普段から服用している薬がある場合は、旅行予定日数よりも多めに準備しておくと悪天候やトラブルで旅行が長引いても慌てずに済みます。
旅先だといつも眠れないといった悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。慣れない環境だと寝つきが悪くなりがちなので、快眠アイテムを荷物に忍ばせておくと安心です。
ホテルや飛行機の照明が明るくて眠れないときには、光を遮ってくれるアイマスクが役立ちます。真っ暗でないと眠れないという人にとって必需品です。
カイロやマスクと同様に薄くてかさばる心配もないので、それぞれの荷物に入れておくと良いでしょう。また、ホテルの空調の音が気になって眠れないという人は、耳栓も準備しておけば旅先でもゆっくり眠ることができます。
アイテムを忘れたときは臨機応変に!
お気に入りのグッズやお役立ちアイテムを忘れてしまうと、テンションが下がってしまうのも無理はありません。しかし、コンビニやホテルの売店で購入できるものも多いので、忘れ物に気が付いたら臨機応変に対応しましょう。
アメニティーグッズならホテルに備え付けになっているケースがほとんどです。もし困ったことがあればスタッフに相談したり近くのお店を教えてもらったりすれば、忘れ物の悩みはほぼ解決します。
忘れ物がないように準備したつもりでも、何かしら忘れ物はあるものです。持病の薬や飛行機のチケット、さらに大切な息子を忘れるなんていう映画のワンシーンみたいな忘れ物以外は、思いのほかなんとかなります。
子ども連れで旅行に行く場合、何が必須アイテムなのか悩んでしまう人もいることでしょう。そんなときには、旅行経験が豊富な人が作成した持ち物リストを参考にしながら荷物を準備すると忘れ物を防ぐことができます。
子どもにも荷物を持たせる場合は、両手が空くリュックがおすすめです。荷造りをする際には、何が入っているのか把握するためにも子どもと一緒に準備するようにしましょう。
便利アイテムを取り入れて快適な旅行を楽しもう
せっかくの旅行なのに準備不足で不便な思いをしたり困った事態が起こったりすると、せっかくの楽しい気分も台無しです。一人旅なら困るのは自分だけですが、家族旅行となれば自分だけの問題では済まなくなってしまいます。特に子ども連れの旅行となれば、荷物も増えて忘れ物も多くなりがちです。
何が必須アイテムで何があれば便利なのかを知っておくことで、現地購入をするなどして移動中の持ち物を最小限にすることができます。また、アクシデントや忘れ物に気がついたときに臨機応変に動けるように、旅行先の店舗情報をリサーチしておくことも大切です。子連れの旅行はできるだけ荷物をコンパクトにまとめて、アクティブに動けるように心がけましょう。