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【初心者向け】簡単ハンドメイド!フリース生地で作れる小物の作り方

2019/01/29

冬になると、小物も暖かい生地のものでそろえたいですね。洋服によく使われるフリース生地は、実はとても扱いやすく、ハンドメイド初心者の方でも短時間で小物を作ることができます。今回は、フリース生地を使ったマフラーなど簡単小物をご紹介していきます。

フリース生地はハンドメイド初心者におすすめ

フリース生地はハンドメイド初心者におすすめ

フリース生地を初心者におすすめする理由は、「切りっぱなしでも端がほつれない」からです。普通の布だと、切っただけではほつれてくるので、端の処理が必要です。しかし、フリース生地は繊維同士がからみあっているので切ってもほつれず、端を縫わなくていいんです。

フリース生地は、手芸店さんで売っています。値段は、1m 約700円~。30㎝からでも買えるところが多いので、気軽にチャレンジできそうですね。インターネットの手芸ショップでも豊富な色や柄を扱っています。毛玉(ピリング)になりにくいものも販売されています。

マフラーなどの小物を作るなら、100円ショップで売っているフリースブランケットを使うこともできます。また、お手持ちのフリースのブランケットが余っているならそれを活用するのもいいかもしれません。厚手のものより、薄手のほうが加工しやすいでしょう。ハンドメイドのいいところは好きな柄や大きさが選べるところです。好みや用途に応じて選んでくださいね。

フリース生地参考商品:https://item.rakuten.co.jp/heartsewing/ky-2000-kf/

“超”初心者向け! 手作りのオリジナルブランケットを作ろう!

まずは一番簡単なブランケットからご紹介します。超初心者におすすめです。ひざ掛けや、子供のお昼寝の時に使えますね。フリース生地をそのまま好きな大きさに切るだけでも、ひざかけとして使用可能ですが、少しアレンジを加えてみましょう。

基本は、アップリケをして、縁取りをします。ここで役立つのが、「ふちどりフリーステープ」です。生地をはさみ込み、縫うだけでふちどりが簡単に出来るんです。アップリケは市販のものでもいいし、お好きな形に切り取った布でもいいですね。

【用意するもの】

・ブランケットにしたい大きさのフリース生地(一般的には 70㎝×100㎝くらい。お好みで調節してください。)
・組み合わせたい布やアップリケ、またはチロリアンテープ
参考商品:
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JA6L9U0/ref=sspa_dk_detail_4?psc=1&pd_rd_i=B00JA6L9U0&pd_rd_w=27iNY&pf_rd_p=35261a28-eed5-46a8-9369-308fa0c478f8&pd_rd_wg=vQ58v&pf_rd_r=1QWTAEM2MPXBW8PQTATH&pd_rd_r=5c3ff6c9-0109-11e9-ad88-ff3a28b918d0
・フリース生地のバイアステープ (ふちどりフリーステープ)
参考商品:https://item.rakuten.co.jp/stylistgoto/001fn-cp157/

【作り方】

1.好みの布は好きな形にカットする。

2.ブランケットになるフリース生地に、お好きな布を縫い付けます。(ここではチロリアンテープを縫い付けました)

3.ふちどりテープで、布を挟みこみ。ぐるりとまわりを縫う。
出来上がり!

“超”初心者向け! 手作りのオリジナルブランケットを作ろう!

アレンジ:2枚重ねにして、リバーシブルで使えるようにしてみましょう。
・お好きな布をブランケットと同じ大きさ分、用意します。
・重ねて、仮縫いをします。所々を止めておくだけでもいいです。
・ふちどりテープで周りをぐるりとはさんで、縫います。

フリースクッションカバーの作り方

今回は、袋タイプのものを作りましょう。クッションカバーを変えると、お部屋の雰囲気が変わります。お気に入りの柄で作れば、リビングに置いておくだけでもアクセントになります。応用して、枕カバーも作成できます。

フリースクッションカバーの作り方

【用意するもの】

・フリース生地:入れたいクッションから大きさを測ってください。
たて:クッションの長さの2倍+20㎝、
横:クッションの長さ+4㎝(クッション厚みに合わせて調整してください)
画像では、フリースブランケットをリメイクしています。

・面ファスナー(マジックテープ)。シール付きタイプがおすすめです。
参考商品: 
https://item.rakuten.co.jp/tukurutanosimi/10rp/?s-id=pc_shop_recommend&rtg=e6a118eb81a6effd1181a2a2b2dbbb8e

【作り方】

1.表地を内側にして、封筒状にするイメージで布を折り、両はしを縫います。縫いはじめと終わりは、返し縫いをしてください
2.裏返します。封をするイメージでかぶせます
3.入り口部分に面ファスナーを取り付けます。出来上がりです。

フリースクッションカバーの作り方

※縫うときにフリースがやや伸びるので、ミシンの場合はゆっくり縫うとよいです。

アレンジ1:クッションカバーの中に、ブランケットを入れておきます。普段はクッションとして使い、寒くなったらブランケットを取り出せば、一石二鳥。車の中にいれておいても便利ですね。

アレンジ2:枕カバーまたは座布団カバー。枕や入れたい座布団の大きさをはかり、同様に作ります。

湯たんぽカバーもハンドメイドで

湯たんぽのカバーをお気に入りの生地で作ってみましょう。エコな生活に欠かせない、湯たんぽ。お布団がほんのりあったまって、よく眠れますよ。また、おなかが冷えたときも、ミニ湯たんぽをのせると気持ちいいです。

今回作ったのは縦の長さが約19㎝のミニ湯たんぽのカバーです。小さいので手縫いでもOK。フリース生地だけでできるタイプのものをご紹介します。

湯たんぽカバーもハンドメイドで

【用意するもの】

・フリース生地:湯たんぽを生地の上において、縫い代をプラスして生地を切り取ります。
・生地A湯たんぽの大きさ+周り2cm ・・・1枚
・生地B(Aの生地の上から約3分の2の大きさ)・・・1枚
・生地C(Aの生地の下から約3分の2の大きさ)・・・1枚

【作り方】

1.生地B、Cの湯たんぽの、入り口になる部分をそれぞれ1㎝ほど折り、縫っておく。
2.Aの布の上に、B、Cの布を重ねるように置く。このとき、内側に表地がくるように。(画像右)

2.Aの布の上に、B、Cの布を重ねるように置く。このとき、内側に表地がくるように。(画像右)
 
・周りを、ぐるりと一周縫う。布が重なる部分は特にゆっくり縫う。
・表にひっくり返す。
出来上がりです。

簡単マフラー

【用意するもの】

・フリース生地 大人用:14cm×80cm  2枚
こども用:13cm×75cm  2枚 (長さはお好みで調整してください。)
・リボンテープもしくはチロリアンテープなど

【作り方】

1.フリースの1枚の端から8㎝のところに、リボンテープを縫い付ける。ほかにアップリケなど飾りを縫い付けたい場合は、つけておく。

簡単マフラー
2.表地を内側にして2枚重ね、周囲をぐるりと縫い、返し口を8㎝だけ開けておく。
3.表にひっくり返す。できあがり!裏にある、テープに通して使います。
親子でおそろいの生地で作ると素敵ですね。

(表と裏側)

(表と裏側)

アレンジ:リボンテープを縫い付ける以外に、シールタイプの面ファスナーを取り付けて留めることもできます。
また、何もつけなくても、ピンなどで上から留めることもできます。

ペットボトルホルダー

350mlサイズのペットボトルを入れる袋を作ります。多少の保温にもなります。

【用意するもの】

・フリース 13cm×19cm

【作り方】

1.フリースを、内側が表になるように、二つにおります。
2.両端を縫います。袋状になります。
3.口を1.5 cm幅で2回外側におり、三つ折り状態にします。ぐるりと縫い、ゴムを入れる部分だけ開けておきます。
4.ゴムを通して、裏返せば完成です。

アレンジ:ゴムの代わりにひもを通して結べば、巾着タイプのものを作成できます。

 

これから、お家にいることが多くなる季節。ゆっくり、自宅でハンドメイドにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?今回の作り方はすべて、初心者向けに、できるだけ手間を省いたカンタンな方法にしています。思ったより簡単にできますよ。世界に一つだけのオリジナル作品が出来上がると嬉しいですね。