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炊飯器でご飯を炊きながらもう一品!時短料理アイデア&レシピ

2019/01/21

毎日の食事の支度は時間との闘いです。ご飯を炊きながら、もう一品できると助かりますね。今回は、ご飯を炊くついでに一緒にもう一品調理する方法と、それを使ったアレンジレシピをご紹介します。

特別な道具ではなく、家にあるものを使うのでカンタンです。お弁当に活躍するおかずもあわせてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

栄養たっぷり!蒸しかぼちゃ

栄養たっぷりのかぼちゃ。家族にたくさん食べてほしいけど、いつも煮物だとあまり人気がない…それに皮が固いので扱いが面倒ですね。

そんなかぼちゃですが、ペーストにしてしまえばアレンジ幅も広がります。炊飯器でご飯を炊くときに、一緒にかぼちゃも蒸してペーストにしてしまいましょう。

【作り方】

かぼちゃは(1/8ほど)は、一口大に切り、皮を取りのぞきます。(気にならない方は、ついたままでもOK)

ご飯は普通に水加減をし、炊飯器にセットします。切ったかぼちゃをアルミホイルに包み、炊飯器の中央に置きます。または耐熱皿に入れて中央に置きます。

栄養たっぷり!蒸しかぼちゃ

 画像は5合炊きの炊飯器に、2合のお米を仕掛けたところです。野菜の量は多少増減してかまいません。(野菜が多すぎるとうまくいかない場合があるので注意してください。)

スイッチを押して普通に炊飯します。ご飯が炊けたら、かぼちゃのお皿を取り出して、フォークなどでつぶします。熱いので気を付けてください。

ここにマヨネーズ、塩コショウ、レーズンを入れると、カンタンかぼちゃサラダの出来上がり!
きゅうりやハムもあれば加えるといいですね。さらに、クリームチーズを角切りにして加えるならグレードアップです。

ここにマヨネーズ、塩コショウ、レーズンを入れると、カンタンかぼちゃサラダの出来上がり! きゅうりやハムもあれば加えるといいですね。さらに、クリームチーズを角切りにして加えるならグレードアップです。

アレンジ1:
冷凍しておいたかぼちゃを自然解凍、もしくはレンジで解凍します。クッキーやホットケーキに混ぜればヘルシーおやつの完成です。

アレンジ2:
牛乳とバターで伸ばして、グラタンやコロッケに混ぜてもおいしいです。

アレンジ3:
サンドイッチの具としてかぼちゃサラダを入れます。チーズも一緒に挟むとなおGOOD!

すぐに使わずに保存する場合は、冷ましたものを平たくしてラップに包み、冷凍庫へ入れてください。

すぐに使わずに保存する場合は、冷ましたものを平たくしてラップに包み、冷凍庫へ入れてください。

蒸しジャガイモ

【作り方】

ジャガイモはくし形に切ります。よく洗っておけば皮付きのままでも大丈夫です。
ココット容器(なければ耐熱容器)に入れて中央に置きます。炊けた後にご飯粒がくっつくので、ココット皿の下にクッキングペーパーを切ったものを敷きます。

もしくは、アルミホイルでくるんでもOK。アルミホイルの場合はそのまま中央に置きます。耐熱皿の代わりにアルミホイルを使う場合は、破れないように注意してください。(写真は約130gのジャガイモです。) 

炊飯後、取り出します。このまま、バターを載せて食べてもおいしいですよ。

蒸しジャガイモ

アレンジ1:
フライパンを熱して、オリーブオイルやバターを引きます。じゃがいもを並べて焼き色をつけ、塩コショウを振れば、ベイクドポテトのできあがりです。

アレンジ2:
皮がつるっとむけるので、皮をむぎ、フォークの背でつぶしてマヨネーズとあえればカンタンポテトサラダの完成。

アレンジ3:
皮をむいでフォークの背でつぶしたものに、パスタ用のたらこソースを混ぜます。好みでマヨネーズも入れてください。かんたんタラモサラダのできあがり!

皮をむいでフォークの背でつぶしたものに、パスタ用のたらこソースを混ぜます。好みでマヨネーズも入れてください。かんたんタラモサラダのできあがり!

サツマイモでもできます!

【作り方】

サツマイモは一口大に切り、耐熱皿またはアルミホイルに包んで炊飯器にいれ、ご飯を炊きます。

アレンジ1:
そのまま、めんつゆと砂糖少々であえればおかずの一品に。

アレンジ2:
カンタンスイートポテト!
皮をむいで蒸してつぶし、バターと牛乳少々と砂糖をお好みで混ぜます。ラップなどで丸く成形し、アルミカップに載せてトースターで焼けば、スイートポテト風のおやつが完成。

また、さつまいもを一本まるまるアルミホイルでくるんでいれておけば、ふかし芋の完成です。あまり太すぎないものを選んでください。
 

ゆで卵

たまごは、2,3個をアルミホイルでくるんで同様にします。薄切りにして食卓の彩りにいかがでしょうか。

アレンジ1:
つぶしてマヨネーズを混ぜれば、サラダに!

アレンジ2:
ゆで卵を半分に切り、黄身だけを取り出してマヨネーズ、ケチャップを混ぜる。混ぜたものを白身に戻す。お弁当におすすめ。

アレンジ3:
すぐにゆで卵を使わない場合は、しょうゆ漬けにするのがおすすめです。ビニール袋を2枚重ね、しょうゆ大さじ3、砂糖、酒を各大さじ1ずつ入れて混ぜます。

殻をむいたゆで卵3個を入れ、空気を抜いて口を閉じます。冷蔵庫に入れて保存すると、次の日にはおいしいしょうゆ卵になっています。3日目まで保存可能です。
 

温野菜サラダや離乳食にも

上記の物を組みあわることも可能です。小房に分けたブロッコリーと一口大のジャガイモ、たまごなどを蒸せば、あとはドレッシングをかければ温野菜サラダの完成です。

お野菜を蒸したものは、離乳食用にも使えます。ゆでると栄養分が逃げてしまいますが、この調理法だと栄養分の損失が防げます。また、じっくり火を通すのでうまみが凝縮されています。

お弁当に一品!

この方法でおかずもできます。大量には難しいので、一人分のお弁当のおかずなどに活用してもらえたらと思います。

◎にんじんのグラッセ

◎にんじんのグラッセ

【作り方】
にんじんを5㎜ほどの薄い輪切りにします。耐熱皿に、ニンジンがかぶるくらいの水、粉末状のコンソメ、砂糖少々を振りかけます。そのまま炊飯器に入れて、スイッチオン!ニンジンのグラッセのできあがりです。

◎塩鮭

【作り方】
塩鮭に酒を少々振り、アルミホイルでくるむ。(中身がこぼれないように口はしっかりと閉じてください)またはココット皿に入れて炊飯器の中央に置く。取り出して水気を切ったら完成

◎生鮭のみそ煮風

【作り方】
アルミホイルの中に、生鮭一切れ、お好きなきのこ、玉ねぎの薄切りを入れます。みそ、みりん各小さじ1、お砂糖少々を加えます。出来上がったら、軽く混ぜて完成!

◎鶏むね肉でサラダチキン

【作り方】
細く切ったささみや胸肉に、酒少々を振り、ハーブソルト(なければ塩コショウ)をまぶして、耐熱皿に載せ、炊飯器に入れれば、サラダチキンが完成!お弁当に入れるときは、水気を切ってください。

 

ご飯の中央がへこんでしまいますが、混ぜてむらせばそれほど気になりません。蒸し器がお手元にある方は、蒸し器をお米の上に敷いてお野菜を載せても使えます。

最近では、「tacook」という、ごはんとおかずが同時にできる炊飯ジャーも売り出されているようです。なかなか便利そうですが、新しく炊飯器を購入しなくても、工夫すれば同時調理ができますね。

電気代の節約になりますし、ほかにもいろいろなものでアレンジができます。ぜひ試してみてください。