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もうカサカサなんて言わせない!冬の強敵乾燥肌に潤いを与えるケア!

2018/11/26

気温が下がってくると肌の乾燥が気になりますよね。肌の表面は細胞の間に水分を保って細菌などから守るバリア機能を持っていますが乾燥してしまうと細胞に隙間ができて細菌などが侵入しやすくなります。そこでバリア機能をきちんと保てるように保湿が必要になります。保湿を怠ってしまうと将来のしわやたるみに繋がってしまいます。また、ハリのない肌になってしまうので、乾燥対策が必要です。肌に強い刺激を与えないようにシンプルなケアが好ましいです。継続できる基本的な乾燥対策をご紹介します。

保湿とは

もうカサカサなんて言わせない!冬の強敵乾燥肌に潤いを与えるケア!

人間の肌は水分を維持するための機能が備わっていますが、紫外線などの刺激や加齢によって水分量が減っていってしまうので、化粧品を上手に使って必要な水分と油分を補ってあげることが大切です。肌に必要な水分と油分を与えて、潤いを保つことを保湿といいます。乾燥は肌荒れや、毛穴の黒ずみなど肌のトラブルに繋がります。トラブルを避ける為に、水分を維持するスキンケアが大切です。朝・晩のスキンケアで肌の保湿を維持していきましょう。特別なものは必要ないので継続することが大切です。肌がいつもよりカサカサしているように感じる時は、特に意識してケアするようにして下さい。

まずは洗顔後の化粧水

洗顔の際は肌への刺激を避けるようにゴシゴシとこすらないようにしましょう。洗顔後の肌は、汚れとともに皮脂も落ちているので水分が出ていきやすい状態になっています。すぐに化粧水を使って肌に水分を与えるのが必要です。化粧水の役割は肌に水分を補給して整えていくものです。また、化粧水のあとのスキンケアを浸透しやすくするための機能も持っています。ここでも注意することは、強くパッティングしたりこすったりしないようにすることです。使用量が少ないと肌への刺激になるので、使用量は記載された通りに使うことがポイントです。

美容液

肌に有用な成分を与えてくれるのが美容液です。どの化粧品メーカーも日々研究して新しい商品を開発しているので、美容液は選択肢が多いです。自分に合ったものを見つけてみて下さい。美容液は有用成分をぎゅっと詰め込んでいるので目的別に選ぶことができます。保湿成分が入っているものを選ぶと効果的に乾燥対策ができます。使用感もさっぱりタイプ・しっとりタイプと種類があるので好みのタイプを使ってください。

乳液・クリーム・パック

乳液・クリーム・パック

肌に油分を与えてくれるのが乳液とクリームです。油分を与えることによってなめらかに肌を保ってくれます。化粧水や美容液を使って肌に水分を与えたあとに、乳液やクリームで油分を補ってあげると乾燥を防止することに役立ってくれます。水分と油分の比率がそれぞれ違うので、肌の状態に合わせて使います。水分が多い乳液は広がりが良いので広い範囲に塗るときに便利です。乾燥しやすく、気になる口元、目元には油分の比率が多いクリームを部分的に使うのがよいです。

パックはスペシャルケアとして使ってください。週に1~2回のものや、最近は毎日使えるパックもお手軽な値段で手に入るので、自分の乾燥状態に合わせてケアをして下さい。長時間パックをのせておくと乾いてしまい、剥がす際に肌に刺激を与えてしまうので注意が必要です。パックを使う時間は説明書きの通りに使ってください。お風呂上りは、毛穴が開いていて、洗顔も終わり肌がきれいな状態なのでパックするのに最適なタイミングです。パック後は油分が含まれている乳液やクリームを塗ってあげるとパックで与えた水分の蒸発が防げます。肌荒れがひどく、痛みなどがある場合、パックの美容液成分が刺激になることがあるので、こちらも注意してください。

顔以外の保湿(手、足、唇、のど)

乳液・クリーム・パック

乾燥するのは顔だけではありませんよね。気温が低くて乾燥している時はとくに外気にさらされている手や、皮脂腺がないかかとなどは乾燥がひどくなるとぱっくりと割れてとても痛いです。普段から保湿ケアを行ってひび割れを防ぎたいです。

手の乾燥は水仕事を行う方の大きな悩みです。お湯や洗剤の刺激で手が荒れ、手のひらに湿疹ができることもあります。よく使う手だからこそ保湿ケアをしっかりしましょう。手のひらは汗が出やすいですが、皮脂腺が少ないので乾燥しやすいです。お湯を使ったあとなどは皮脂がなくなってしまいカサカサを感じることが多いです。ワセリンは肌の表面に膜を作ってくれるので普段使いにおすすめです。ドラッグストアなどで手に入るので常備しておいてもいいです。出先などでは水を使ったら保湿することを意識して行います。ハンドクリームを持ち歩き、手を洗うごとに塗りなおすケアが大切です。寝る前にもハンドクリームを塗り、通気性のいい綿の手袋をして寝ると効果的です。

かかとは、歩くことで摩擦と刺激を受けている部位です。血流も悪くなりがちなので角質が厚くなり更に硬くなりがちです。ストッキングをはくときなど引っ掛かることが多いので悩んでいる方もいると思います。乾燥がひどくなると割れてきてとても痛いです。肌が柔らかくなっている入浴後にクリームを塗るなど保湿してあげることでケアできます。水分を保持する力が強い尿素が入っているクリームが効果的です。尿素は傷に染みてしまうので、傷になっている場合は注意が必要です。寝るときには靴下やカバーをして寝るとよいでしょう。最近ではガサガサかかと用の靴下も販売されています。

くちびるは皮脂腺や汗腺が無いため水分がなくなりやすく、潤いを保つのが大変な部位です。リップクリームはもちろん、赤ちゃん用のベビーワセリンは低刺激で膜を作ってくれるので乾燥を防いでくれるのでおすすめです。

睡眠中の乾燥に

睡眠中の乾燥に

冬場は特に暖房などの影響で部屋の中の湿度が低くなり乾燥してしまいます。寝て起きたらのどが乾燥していることもあると思います。乾燥していると風邪のウイルスなどにとって生きやすい状態になるので、対策が必要です。加湿器や濡れタオルで部屋の湿度を上げるとともに、使えるグッズがマスクです。最近では湿ったパッドを入れて使うぬれマスクが販売されているので、そちらも乾燥対策に効果的です。鼻とのどの乾燥の他に唇も乾燥しづらくなることもあります。マスクは様々な種類があるので、肌に優しいものや夜用のものを選ぶこともポイントになります。肌がデリケートな方は擦れて肌が荒れてしまうこともあるからです。自分に合ったマスクを選んでください。

 

寒くなって暖房によって湿度が低下し空気が乾燥してしまったり、また、自分の体調が悪かったり、様々な要因で肌の乾燥は引き起こされてしまいます。顔の乾燥が続くと将来の肌にも影響してくるので今からできるケアをしたいです。基本的なお手入れを継続していくことが大切なので自分の肌に合ったスキンケアを見つけてください。それぞれのスキンケアの役割を頭に入れておくと目的を持って使えると思います。顔の他にも手と足の乾燥も気になります。入浴後に保湿を行って、寝るときにもケアをすると乾燥によるひび割れを防ぐことに繋がります。就寝中ものどや鼻の乾燥が気になる方は濡れタオルや加湿器で寝室の環境を工夫したり、マスクを使ったりすることで快適な睡眠に繋がります。

まずは自分が出来ることから初めて潤いのある肌を保って快適な生活、そして将来の自分の肌のためにも是非継続的に保湿ケアをしてください。