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衣替えに役立つ収納方法!めんどくさいを楽しくルーティーンに変える方法

2018/05/23

日本には四季があり、それに合わせておしゃれをして外出する楽しみが沢山あります。その中で季節の変わり目に着る衣類を変える「衣替え」を昔から行う風習がありました。着物を着ていた時代にはその季節に合わせた着物の模様があったのでその時期も考えての衣替えを行ってきました。現代では室内を快適な温度に保てるので急いで衣替えをしなくてはならない、ということはないですが、毎年、タンスの中の服を整理するのも含めていつ行うかを考える方も多いと思います。季節の変わり目に衣類をチェックすることで着なくなった服を整理することもできるので衣替えは季節を感じる行事ととらえるといいですね。衣替えの時期や、役立つ収納方法をご紹介したいと思います。

衣替えの時期

衣替えは先延ばしにしてしまい、急に気温が変わり焦って服を出して収納場所にも部屋にも服が散乱する事態になることもあります。地域によって気温の変化が違うので「この月に行う」という決まりはありません。目安として最高気温が15℃を超えるあたりの時期に冬物から春物へ衣替えすると気温の変化に対応しやすいと言われています。まだ寒い日も時々ある、という時は羽織るもので調整することもできます。衣替えの回数を少なくするのであれば、冬物を収納する際に春・夏物も一緒に衣替えしてしまうやり方もあります。最高気温が22℃以上になると夏物を着るのに適した時期であると言えます。また、学校や会社の衣替えの時期に合わせて行うこともできますので気温と自分の環境に合わせて上手に行なってください。夏は6月1日、冬は10月1日の地域が多いようですが、移行期間など違いがあると思うので、地域によってベストなタイミングは違いますね。梅雨に入ってしまうと湿気も多くなり、衣替えに適した晴れた日が少ないのでずらして行いたいです。季節によって平年とは違う気候の年もあると思うので臨機応変に行ないましょう。また、この日に絶対行う、と厳しくしないでかさばるコートやジャケットなどから徐々に行い、無理のない計画の中行うことが進めるポイントです。

収納する前に行いたいこと

湿気が多い雨の日よりも晴れた日に衣替えを行うのがよいです。湿気が多いと水分もしまうことによりカビ・シミなどのために衣類が傷む原因にもなりますし、臭いも気になります。衣替えの前に洗濯をすることで汗や皮脂を落とし、洋服の劣化を抑えることができます。着ようと思ったときにシミがあるせいで着られないということにならないためにもこのひと手間は大切です。皮脂や汚れが溜まりやすい襟など丁寧に洗ってしまいましょう。コートやジャケットなど洗濯しづらいものはクリーニングに出してしまうのも一つの手です。収納する前には、乾燥させることがとても大事です。しっかり乾燥していることが確認できてからしまうことにしましょう。洋服の数のチェックもしておくとしまう時に余分なスペースを使うことが無くなります。もう着ないと思うものはバザーやリサイクルショップ、アプリを使って売ったり譲ったりすることでスッキリできます。同時にクローゼットにあるかばんなどの整理も行うと無理なく片付けもできると思います。普段目にしないところもキレイに保っておくと、毎年行う衣替えや大掃除の時にも時間がかからないので、今流行りの「時短」に繋がります。ついでに行うといいですね。目安として、長く着ていないものであれば整理してしまった方が場所も空きますし、衣替えのときの手間が省けるので処分の判断基準になります。

役立つ収納時のポイント

収納するとき便利なクリアケースですが、上にフタが付いたタイプですと、重ねると取り出しにくくなる危険性があるので引き出しタイプなどがおすすめです。子供でも誰でも出しやすいように、高さがあるものではない方がいいですね。同じタイプのクリアケースで揃えて、季節になったら引き出しの順番やクリアケースの位置を変えるという簡単な衣替えも行う方法もありますね。服をたくさん詰め込まないことがポイントです。防虫剤の効果が薄くなってしまいます。最近の市販の防虫剤はガスがでて虫を寄せ付けないようにするタイプで、下の方に向かってガスが溜まるので洋服の間ではなく一番上にのせて置くのが正解です。今は、においが無いタイプの防虫剤が販売されているのでそちらを選ぶと余計なにおいがつかなくて良いと思います。吊り下げ式の防虫剤は真ん中あたりに吊り下げるといいです。押し入れなどは湿気が溜まりやすいので市販の除湿剤も一緒に置いておくのがおすすめです。時々チェックして交換することで収納場所の湿度を良い状態に保ってくれます。

ラックなどにかけて収納する場合ですが、窓から日光が入ってきて長期間日光や紫外線が洋服に当たってしまうと色が変わってしまう恐れがあるので場所には気を付ける必要があります。梅雨など湿気が多い時期は収納場所の空気の入れ替えを行うと湿気が溜まりにくく、カビ対策になりますので頭に入れて実行すると洋服にも良いです。

圧縮袋を活用するのも収納場所のスペースを作ることに一役買ってくれます。カビやシミが付くのを防ぐためにこちらを使う時にも、しっかり乾燥させることが大切です。防虫剤を一緒に入れてしまうと空気の流れがないため、衣類に影響がでる可能性があるので注意です。ダウンジャケットや高級で繊細な衣類は圧縮することによってしわが出来たり、つぶれてしまったりするので使わない方がいいです。シャツなどシワが付きやすいものや、かさばるコートなどはハンガーにかけて収納すると品質を保てますし、楽です。ハンガーも統一したり、服の形に合わせて選んだりすることが

洋服を長く着る工夫にも繋がります。ニットのセーターや重みがあるものはハンガーにかけると伸びてしまうので引き出しにしまいます。
洋服を引き出しにしまう時は、大きさを合わせてたたむとしまいやすいです。収納ブームで色々な洋服のたたみ方があるので自分の収納場所に合い、子供を含めて家族でたたみやすい方法を見つけるときれいな収納に近づきます。たたんだ後は上に重ねて収納するよりも縦に立てていくと引き出しを開けて上から見たときに把握しやすいのでおすすめです。子供がいる家庭は服が多くなると思うので、見やすく管理しやすいことが重要だと思います。

帽子は型崩れしないように重ねてしまったり、中に紙をいれて形を保ったりすると長く使えます。かばんも型崩れと湿気に注意して保管することが大切です。

 

大事な洋服や帽子やかばんなどの服飾雑貨は衣替えの時期にきちんと収納、保管しておけば長く使うことができます。使いやすい引き出し式の収納ケースを使い、洋服のたたみかたを揃えて家族全員が見やすく収納できるのが理想ですね。収納時のポイントは汚れをしっかり落として乾燥させてからしまうことです。また、地域によっては梅雨など湿気が多い季節を迎えるところでは湿気対策、防虫対策が重要になってきます。どんどんと便利な除湿、防虫商品が開発されているので上手に使って衣類を守りたいものです。衣替えのついでに整理整頓も行うこともできるので毎年恒例のスケジュールに入れて、住まいをすっきりさせると住み心地もよくなること間違いなしです。季節の変わり目は色々とやらなければならないことが増え、忙しいですがせっかく日本にある四季を楽しむために衣替えもその楽しみの一つと考えてはいかがでしょうか。