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オリーブオイルが積極的に取りたくなる!効果と選び方保存版

2018/04/04

油脂の摂りすぎは、ダイエットの大敵と言われていますが、オリーブオイルは、健康増進にさまざまな効果が認められています。毎日の食生活に積極的に取り入れたい油として注目されていますね。オリーブオイルの健康への効能をおさらいし、毎日の食生活にたっぷり取り入れる方法を確認しましょう。オリーブオイルの上手な選び方も合わせて紹介します。
 

1 生活習慣病予防には、オリーブオイルのオレイン酸とポリフェノールが重要

1 生活習慣病予防には、オリーブオイルのオレイン酸とポリフェノールが重要

オリーブオイルには、不飽和脂肪酸のひとつであるオレイン酸が豊富に含まれています。オレイン酸には、血液中のHDL(善玉コレステロール)を低下させることなく、LDL(悪玉コレステロール)だけを減少させる働きがあります。またLDLの酸化を防いでくれるので、血管を健康に保ち、血液をサラサラにしてくれます。オリーブオイルは、このような働きによって、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病を予防することができるのです。

また、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らしてくれます。活性酸素は、体内の細胞を酸化させ、ガンなどの病気を引き起こしたり、老化を進めたりする物質です。エキストラバージンオイルを摂取することが、アンチエイジング、老化防止作用につながっているのです。

ギリシャや地中海沿岸で暮らす人々の食事スタイルは、「地中海式ダイエット」と呼ばれ、死亡率が低く、心臓疾患にかかる人が少ないことで注目されています。これには、いろいろな要因がありますが、オリーブオイルをふんだんに使った食事をしていることが大きく関わっていると言われています。
 

2 素材のおいしさを引き出す名脇役として活用しよう

2 素材のおいしさを引き出す名脇役として活用しよう

オリーブオイルといえば、パスタやサラダなど、イタリア料理には欠かせない油です。しかし、そのほかの使い道がわからなくて、十分に使いこなせないという人はいませんか。

そんな人は、毎日の調理に使う油をオリーブオイルに置き換えてみましょう。炒め物はもちろん、チャーハンや目玉焼きなど、フライパンを使う料理ならなんでも使えます。オリーブオイルの独特の風味が加わり、どんな料理もおいしくなりますよ。

さらに上級者は、オリーブオイルをスパイスのように使うことをおすすめします。オリーブオイルをそのまま、いろいろな料理にかけてみましょう。まずは、冷奴、ざるそば、そうめんなどにかけるのがおすすめです。豊かな香りが加わり、素材の味もさらに引き立ちます。

また、バターの代わりにオリーブオイルをパンにつけて食べるのもおすすめです。ヨーロッパでは、ワインのお供に、香りの高いエクストラオリーブオイルとダッカ(dukkah: 砕いたナッツ)をバゲットにつけて食べるのが人気です。

オリーブオイルの香りにこだわる人は、早摘みと遅摘みの違いも味わってみましょう。早摘みのオリーブオイルは、緑色のまま収穫された実を使うので、ポリフェノールの含有量も多く、スパイシーな香りがあります。遅摘みは、成熟した黒い実を使っているので、まろやかな味わいが楽しめます。
 

3 大きな健康効果を期待するなら、高品質のオリーブオイルを選ぼう

3 大きな健康効果を期待するなら、高品質のオリーブオイルを選ぼう

オリーブオイルの健康効果が広く知られるようになり、スーパーにもたくさんの種類のオリーブオイル並んでいます。オリーブオイルの効果を最大限に取り入れるためには、オリーブオイルの品質を重視して選ぶことが大切です。

オリーブの実から油を絞っただけの、精製していないものが、エクストラバージンオリーブオイルです。精製されたオリーブオイルと違って、未精製のエクストラバージンオリーブオイルは、自然な味や香りがそのまま保たれています。また、精製すると取り除かれてしまうポリフェノール、ビタミンEなどの微量成分もそのまま残っているので、栄養的にも優れています。

油は、空気に触れたり、光にさらされると、酸化が進み、成分が劣化します。オリーブオイルを購入するときには、賞味期間を確認し、なるべく新鮮な油を選ぶことが大切です。安いからといって、大量に買い込んでストックしないで、使う分だけこまめに買ったほうが、効果的ですね。

オリーブオイルといえば、スペイン産やイタリア産のものが有名ですが、外国から輸入されるオリーブオイルには、品質管理が十分に行われていなかったり、精製油が混ぜられているものなどもあります。あまり価格が安すぎるものは、品質に問題がある場合が多いので、注意が必要です。

さらに、購入したオリーブオイルは、キッチンの光が当たらない場所に保管しましょう。コンロの脇に置いておくと、光と熱で酸化しやすくなりますので、気をつけましょう。

4 国産の安心感!小豆島の高品質オリーブオイルに注目

4 国産の安心感!小豆島の高品質オリーブオイルに注目

日本でも、上質のオリーブオイルが生産されているのを、ご存知ですか。世界的な品評会でも数多くの賞をとり、高い評価を得ているのが、瀬戸内海の小豆島で生産されているオリーブオイルです。

小豆島では、100年以上も前からオリーブが栽培されてきました。外国の大量生産のオリーブオイルにと違って、ていねいな手詰みで収穫されているので、実に傷がつきにくく、成分が劣化することが少ないので、高品質のオリーブオイルになるのです。

また、小豆島のオリーブオイルは、和食に合うオリーブオイルとも言われています。外国産のオリーブオイルに比べると、クセの少ない穏やかな味で、しょうゆと合わせても違和感がないのが特徴です。試してみる価値は大きいですよ。

国産なので、品質管理もしっかり行われており、流通の上でも無駄がないので、新鮮な状態の上質なオリーブオイルが手に入ります。安心して使える小豆島産オリーブオイルを、もっと積極的に使いたいですね。
 

 

健康に良いと言われるオリーブオイルも、品質のよいものを使わなければ、注目の健康効果も減少してしまいます。オリーブオイルの正しい知識を理解して、よりおいしく、より健康的に、たっぷりと取り入れたいですね。ぜひ、お気に入りのオリーブオイルを見つけて、新しい使い方にもチャレンジしてみましょう。さらに豊かで健康的な食生活が送れそうですね。