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お洒落リラックス!間接照明の効果を最大に生かしたテクを大公開

2017/11/07

ストレスの多い現代の生活では、癒しのインテリアが求められています。
そこで、大きな効果をもたらしてくれるのが、おしゃれな間接照明です。
毎日の暮らしに間接照明を取り入れることは、リラックス効果をもたらすだけでなく、健康的な生活スタイルの確立にも役に立ちます。
センスよくインテリアに取り入れて、おしゃれな部屋作りに活かしましょう。

1.間接照明でリラックス空間を作ろう

家族がくつろぐためのリビングルームは、家の中でも特に大切な空間です。

欧米のリビングルームは、日本のリビングルームとは、かなり雰囲気が違います。

ホームステイなどで欧米の一般家庭に滞在した経験がある方は、夜間の部屋の雰囲気にびっくりしたことがありませんか?

欧米のリビングルームは、天井には全体照明がなく、部屋に置かれたスタンド型の間接照明を利用していることが多いので、かなり暗く感じます。

夜のくつろぎタイムは、ぼんやりとした間接照明のあかりの中で過ごしているのです。

日本では、室内の照明は明るいほど良いと考える傾向があります。

特に、本を読んだり、勉強したり、作業をしたりするときには、特定の明るさが要求されます。

しかし、リビングルームや寝室で、1日の終わりの休息時間を過ごすとき、ぼんやりとしたあかりの中にいると、自然と気持ちが鎮まり、身も心もリラックスした状態になります。

そして、さらに心地よい眠りへと誘導されるので、とても健康的に感じます。

照明の明るさも、時間と状況に合わせて選ぶことが必要なのです。

日本では、ストレスの多い生活をしている人が目立ちますが、疲れて家に帰ってきてからも、電灯が煌々とついている部屋で過ごしていたら、気持ちをゆるめるきっかけもなくしてしまうのではないでしょうか。

夜更かしが習慣になっている幼い子どもたちも多いようですが、明るすぎる環境での夜の過ごし方に問題があるのかもしれません。

このように、間接照明の最大のメリットは、リラックス効果をもたらすことですが、そのほかにも、インテリアにも重要な役割を果たしてくれます。

その一つが、間接照明で部屋の明るさを抑えることで、部屋を広く見せる効果です。

これは、照明の光の加減で空間の立体感が強調され、さらに、陰影の効果で奥行きも感じられるからです。

また、部屋が暗くなると、雑然とした生活感も目に入りにくくなるので、ミステリアスな雰囲気も生まれます。

おしゃれなムードを作りたいときには、間接照明は欠かせないアイテムですね。   

2.間接照明は健康にもいい

間接照明は、リラックス効果だけでなく、健康的な生活にも大きく関係しています。

人間の身体は、強い光を浴びると、脳が覚醒状態になります。

朝起きて、朝日を浴びることで、体と心が目覚めるのは、人間の体が持っている自然な働きです。

そして、夜になると、睡眠ホルモン「メラトニン」の働きで、自然に眠気が起こります。

1日の終わりには、朝とは逆に、強い光の刺激をなるべく避けることによって、メラトニンが分泌されやすい状態になります。

したがって、間接照明をうまく使うことにより、睡眠のリズムが整いやすくなるので、健康的な生活スタイルの確立につながると考えられています。

また、間接照明は集中力も高めます。余計なものが目に入らないので、目の前のものに意識が集中しやすくなります。

よく考えれば、映画館の映画鑑賞も、暗いところで見ることにより、映画の中に引き込まれやすい環境になっているのがわかりますね。

テレビを見るときにも、部屋の照明をおとすことで、同様の効果が得られます。

しかし、暗い部屋での生活は、目に悪い影響があるのではないかと心配になることもあります。

確かに、小さい字を読んだり、細かい作業をしたりするときには、十分な明るさがないと、能率が低下してしまいます。

最近では、視力低下の原因は、部屋の明るさによるものではなく、眼精疲労の蓄積によって引き起こされるものと考えられています。

目の疲れを感じたら、目をしっかり休ませることが重要です。

また、部屋の照明を落としてテレビを見るときは、テレビの明るさも低めに調節すると、目の疲れは軽減されます。

最近のテレビは、自動で調節されるものもあるようですね。

3.間接照明の種類と使い方

間接照明には、スタンド式、クリップ式、シーリング式の3つのタイプがあります。

スタンド式照明は、床の上、棚の上に置いて使う間接照明です。

サイズも小さいものから、床に置くタイプの背の高いものまで、いろいろなものが選べます。

大きいものほど、効果的な演出が期待できますね。必要に応じて、置く位置を変えて、雰囲気の変化を楽しんだりするのも簡単です。

初心者でも、手軽に挑戦できそうですね。

クリップ式照明は、つけたりはずしたりするのが容易なので、ベッドサイドや、カーテンレールなどに留めて使うことができます。

また角度を簡単に変えられるのがポイントで、変化もつけやすくなります。

比較的コンパクトなものが多いので、さりげなくおしゃれな使い方が楽しめます。

コードのない電池式で、どこへでも持ち運びできるものも、用途が広く実用的です。

シーリング式照明は、天井に設置したり、天井から吊り下げたりして使うタイプの照明です。

間接照明として使う場合は、視界に入りにくいので、すっきりとした見た目で、効果をあげることができます。

吊り下げ式のものは、デザインも豊富で、スタイリッシュなお部屋のアクセントとしても活かせます。

しかし、設置には電気工事が伴うので、賃貸住宅では取り入れにくい面もあります。

間接照明は、高価なイメージがありますが、ネットショップ等を探すと、リーズナブルなものも見つかります。無印良品にも、安くていいものがありますよ。

無印良品の商品は、シンプルなデザインが多いので、どんなインテリアにもなじみやすく、おすすめです。

無印良品 LED持ち運びできるあかり(税込6,000円)
https://www.muji.net/store/list/家具・インテリア・家電%2B家電・照明%2Bデスクライト・間接照明

4.間接照明の効果的なテクニック

次に、間接照明を生かす効果的なテクニックを紹介しましょう。

まず、初心者でも取り入れやすいのが、空間全体をぼんやりと照らす方法です。

シェードで覆われた間接照明を使うことによって、空間に柔らかい光が広がり、落ち着いた雰囲気を作ってくれます。

スタンド式の間接照明なら、部屋の隅に置くだけなので、すぐにリラックス空間が楽しめますよ。

次に挑戦したいのが、スポットライトとして視線を集める方法です。

壁の絵や写真、インテリア小物などに光を集中させると、インテリアが引き立ち、センスのいい空間になります。

角度が簡単に変えられる間接照明を使うと、上手に演出できます。

1方向だけでなく、2方向から光を向ける技も使ってみましょう。

さらに、高度なテクニックとして、間接照明で陰影を作る方法もあります。

観葉植物やオブジェなどにスポットライトを組み合わせると、影が浮き上がり、独特の雰囲気が演出できます。

照明と対象物を近づけると、シャープな影ができ、距離を離すと柔らかい影になります。

実際に照明器具を購入する前には、家にある作業用電気スタンドや懐中電灯を使って、間接照明を設置した雰囲気を試してみましょう。

イメージが膨らんで、さらに新しいアイディアが生まれるかもしれませんよ。

間接照明は、ワンランク上のインテリアには欠かせないアイテムです。

リラックス効果も高く、健康にも良い影響をもたらすので、ぜひ毎日の暮らしの中に上手に取り入れてみましょう。

間接照明を最大限に生かすテクニックも身につけたら、今までの暮らしが、より一層おしゃれで心地よい生活に変わりますよ。